螺鈿細工の青い薔薇

薔薇の形に彫刻し漆を塗り重ねたブローチに螺鈿細工をしている作業風景

6月8日(水)今日の仕事

一日中ずーっとこの薔薇モチーフのブローチに螺鈿をしてた。

10時から始めて5時まで

終わらなかった…のこりは明日。

立体に貼る螺鈿はすごく細くて時間がかかる。曲面に沿うよう螺鈿するためには材料のあわび貝を細く砕いたものを使わなくてはいけないから。

細くした微塵のあわび貝を竹串と針をつかって隙間なく埋めていく

正解のないジグソーパズルのよう。。。

時間はかかるけど、ちゃんとできるとメチャメチャ綺麗な螺鈿ブルーになる。

やっぱり螺鈿は青がいいですね。

 

6月9日(木)螺鈿終了(^o^)

漆塗りの技法のひとつである螺鈿細工を施した薔薇の形のブローチ

ちゃんとブローチになるまでにはまだまだ工程があるけれど、取り敢えず螺鈿部分完成!

どこの百貨店催事の広告掲載商品にしようかな。。。考え中。

 

6月10日(金)乾燥硬化中

螺鈿をする(貝を貼る)ための漆は乾きが遅い。最低でも一週間は室の中でゆっくりじっくり乾燥(硬化)漆は他の塗料と違って乾くのではなく、空気中の水分と漆のウルシオールという成分が化学反応をおこして固まる(硬化)のですが、漆で貝を貼るというのは漆と空気の接点が少なくなると言うことで反応が鈍くなるのです。だから時間をかけてって言うか放置です^ – ^

6月15日(水)

薔薇が触れないので他のものを製作中。漆の仕事はちょっとづつ手をかけて仕上げていくので、小さい漆イヤリングや漆ペンダントぐらいだと数点から数十点を同時進行で作っていくことが多い。写真は以前に螺鈿を施してあったイヤリングやペンダントに蒔絵をし終えたところ。

隅っこにある白くて丸い玉は淡水パール。赤漆で模様を描いて金の平目粉をまばらに蒔絵してみた。とっても可愛い。ピアスに仕上げようと思う(^o^)今日手掛けた漆アクセサリーの画像。螺鈿を終えたイヤリングやペンダントに蒔絵を施してあります。

6月16日

螺鈿薔薇ブローチの背面の仕上げ。黒漆を塗って銀粉の平目2号粉を粗く梨子地に蒔きぼかし。

たいてい梨子地にするときは金も銀も『梨子地粉』というのがあってそれを使うのだけど、紅里工房では平目粉を使う。梨子地粉は平目粉よりも薄くてリーズナブルなんだけど…なんだか頼りなくて(蒔いてるときの感じが)好きじゃないのです。。。

これで螺鈿薔薇ブローチの作業はしばらくお休み。完全硬化させてから研ぎをして磨き上げ作業にはいるので、また放置です^ – ^

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