漆アクセサリー紅里工房 製作日記 28年9月分

ウィジェットに少しづつ載せている紅里工房の製作日記。28年9月の分をまとめました。日々こんな感じで漆アクセサリーを作っています。

28.9.23
球体全面に螺鈿を施そうと思って作業開始。地球儀みたいな螺鈿玉をいっぱい作りたいなぁ。。。うんと綺麗なやつ。まだまだかかりそう。明日も螺鈿作業の予定。船橋に行く前に塗った指輪の黒漆の方が縮んでた。厚く塗りすぎたのと湿気が多すぎたのが原因。赤漆の方は大丈夫。縮んだところを削ぎ落として塗り直し⤵︎
28.9.22
船橋東武百貨店の催事が終わり金沢に帰って来ました。会期中は台風が来たりして大変…でもたくさんのお客様に来ていただき本当にありがとうございました(^_^)来年もぜひお越し下さい。
28.9.13
漆指輪の上塗り。今度の指輪は甲の部分が10mmの甲丸幅広タイプ。手のひら側は5mm。赤一色で中央に幅0.5mmの金線を入れたものと、中央を境に螺鈿と黒漆で分けて銀線を入れたものの2種類。今日は曇り雨だったので赤漆の発色が心配だけど明日から船橋だからしょうがない。うまくいきますように。。。
28.9.12
東武船橋店に向けての荷造り。午後から漆玉の下塗り作業。一週間かけて乾燥硬化させるくらいでちょうどいい。きっちり硬化させる。県工130周年記念作品展の出品依頼が来てたのでその準備も…大きな作品は無いので数点を額に入れて出そうと思う。いいのかなぁ・・・
28.9.7
広島福屋八丁堀本店の加賀百万石展が終わり金沢に帰って来ました。会期中はたくさんのお客様に見て頂きまたお買い上げいただき本当にありがとうございました(^_^)今回初めてデジタルサイネージを導入してみたのですが結構反応があってうれしかった。自作の割にうまくできた気がする…自己満足。来週は船橋に行きます。

漆アクセサリーの制作とその日の出来事日記 28年7月分

紅里工房のその日の出来事。ウィジェットに掲載しているダイアリーから28年7月分の記事を移しました。きまぐれになんとなくその時々のことを書いてあります。

28.7.29
注文してあったチェーンとパーツが届いたので組み立て作業。仕上がったチェーンを買うのが普通だと思うし楽なのだけど…いろいろ探したけど納得いくのがなくてバラバラに取り寄せて自分で組み立て。紅里工房のチェーンはsilver925のロジウムメッキ加工済み。スライドアジャスタータイプで50cmのちょい長め。ねじりのはいったボックスチェーンで綺麗に光ります。おすすめです。
28.7.27
仕上げ作業真っ最中。赤い玉かんざしをたくさん作った。赤だけじゃなくって塗り分けとか箔押しとか螺鈿のとかも。浴衣にいいよね。今秋の新作は螺鈿のアイテムが多め。ネットショップの売り切れになってる螺鈿のイヤリングも復活です。近々アップします(^-^)
28.7.23
『金澤しつらえ』から納品依頼。やっぱり東山茶屋街はすごい。基本的に漆アクセサリーは夏より秋冬のほうが人気あるのだけどしつらえさんはコンスタント。すっごく嬉しい。慌てて仕掛かり品の仕上げに取りかかる(^^;;
28.7.21
指輪に螺鈿をした。甲の部分が広めで厚みのあるリング。赤漆一色のものと黒漆のものを制作。黒漆のほうには大胆にセパレートで螺鈿を施す。指輪は人気のあるアイテムだけどサイズを揃えなくちゃいけないのでちょっとしんどい。。たぶんこれもすぐ売れちゃうと思う。
28.7.19
連休中にパソコンの不要ファイルを処分してたらショップサイトで不具合発生!なんか捨てちゃったみたい⤵︎なんとか復旧させたけど。。気をつけよう。
良かったこと→このサイトの『漆アクセサリーができるまで』の記事と写真をちょっと増やした(^o^)
28.7.14
漆の硬化待ちの間にWEBサイトの手直し。google+サイトも作ってみた。やっぱり1日かかった…月末ぐらいには認証されてるかな?
28.7.11
前から作りたいなと思っていたペンダントタイプの印籠(薬入れ)に取り掛かる。中に仕込む防水カプセルは用意してあったので組み込む木地を制作。
超音波彫刻刀とリューターが大活躍。とりあえず4点制作。ちょっと見ただけではカプセルとわからないように仕上げたいと思う。
28.7.6
銀蒔絵の日。紅里工房の漆アクセサリーは金の平目粉と銀の平目粉を使って模様を描く。漆で線を描き、粉筒に入れた金属粉を蒔きしめる。だから蒔絵。蒔絵用の金属粉は形もサイズもいろいろ。
28.7.5
曇りのち晴。朱漆上塗り。本当はよく晴れた日に塗りたいところだけど梅雨時期なのでしょうがない。エアコン&除湿機で湿度を下げての作業。漆は湿度が多い方がよく固まるのだけど朱漆の場合は多すぎても少なすぎてもダメ。けっこう難しいのです。
28.7.4
上塗り用の朱漆を練る。今回はちょっと量が多いので上盤ではなく乳鉢で…ひたすら練る練る練る。練り具合によっても赤の発色がかわるから手を抜けない。気がついたら手のひらにマメが5個できてた⤵︎いい朱漆になったと思う。
28.7.1
金沢は夏日。今日は螺鈿に使用するあわび貝(薄板)の色分け作業。貝の一枚板には青や緑、ピンクに紫と様々な色が入っていてそのままでは綺麗に仕上がらない。とっても面倒だけどとっても大事な仕事。

螺鈿細工の青い薔薇

薔薇の形に彫刻し漆を塗り重ねたブローチに螺鈿細工をしている作業風景

6月8日(水)今日の仕事

一日中ずーっとこの薔薇モチーフのブローチに螺鈿をしてた。

10時から始めて5時まで

終わらなかった…のこりは明日。

立体に貼る螺鈿はすごく細くて時間がかかる。曲面に沿うよう螺鈿するためには材料のあわび貝を細く砕いたものを使わなくてはいけないから。

細くした微塵のあわび貝を竹串と針をつかって隙間なく埋めていく

正解のないジグソーパズルのよう。。。

時間はかかるけど、ちゃんとできるとメチャメチャ綺麗な螺鈿ブルーになる。

やっぱり螺鈿は青がいいですね。

 

6月9日(木)螺鈿終了(^o^)

漆塗りの技法のひとつである螺鈿細工を施した薔薇の形のブローチ

ちゃんとブローチになるまでにはまだまだ工程があるけれど、取り敢えず螺鈿部分完成!

どこの百貨店催事の広告掲載商品にしようかな。。。考え中。

 

6月10日(金)乾燥硬化中

螺鈿をする(貝を貼る)ための漆は乾きが遅い。最低でも一週間は室の中でゆっくりじっくり乾燥(硬化)漆は他の塗料と違って乾くのではなく、空気中の水分と漆のウルシオールという成分が化学反応をおこして固まる(硬化)のですが、漆で貝を貼るというのは漆と空気の接点が少なくなると言うことで反応が鈍くなるのです。だから時間をかけてって言うか放置です^ – ^

6月15日(水)

薔薇が触れないので他のものを製作中。漆の仕事はちょっとづつ手をかけて仕上げていくので、小さい漆イヤリングや漆ペンダントぐらいだと数点から数十点を同時進行で作っていくことが多い。写真は以前に螺鈿を施してあったイヤリングやペンダントに蒔絵をし終えたところ。

隅っこにある白くて丸い玉は淡水パール。赤漆で模様を描いて金の平目粉をまばらに蒔絵してみた。とっても可愛い。ピアスに仕上げようと思う(^o^)今日手掛けた漆アクセサリーの画像。螺鈿を終えたイヤリングやペンダントに蒔絵を施してあります。

6月16日

螺鈿薔薇ブローチの背面の仕上げ。黒漆を塗って銀粉の平目2号粉を粗く梨子地に蒔きぼかし。

たいてい梨子地にするときは金も銀も『梨子地粉』というのがあってそれを使うのだけど、紅里工房では平目粉を使う。梨子地粉は平目粉よりも薄くてリーズナブルなんだけど…なんだか頼りなくて(蒔いてるときの感じが)好きじゃないのです。。。

これで螺鈿薔薇ブローチの作業はしばらくお休み。完全硬化させてから研ぎをして磨き上げ作業にはいるので、また放置です^ – ^

漆かんざし制作中・木地を作ってみた

今のメインのしごと・・・木地の制作!

いちばん形が複雑でちょっとやっかいな…でもやり甲斐のある『かんざし』まずはこれから取り掛かってます
いまどき『かんざし』なんてって思われるかもしれないけど
意外と探してる人が多いアイテムなんですよね…これ (^_^)
漆アクセサリー・紅里工房の漆塗りかんざしは 他ではないデザインと本物のうるしと金銀を使っているのが売りv(^_^v)♪
けして安くはないけれど べっ甲やサンゴのかんざしに比べたら
格調高いわりにお得なんです しかも一点もの(^ω^)

催事で展示してるとぽつぽつと売れて行って気がついたらもう在庫がない状態で…
しかも秋までに数本まとめてのご依頼もあったりしてて
ちょっと焦って多めに作っている今日このごろ

目標20本!

糸鋸で切り出したところ⬇︎

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彫り込んで形にしたところ⬇︎

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螺鈿ぎっしり詰め込んだ漆ブローチ制作中

今日はとにかく螺鈿らでんの一日でした

眼精疲労ハンパないし・・・
朝から青貝を貼り始めて夕方5時まで…なんとか2つできました

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上の写真は 螺鈿しおわったブローチと材料のアワビ貝
バラバラにくずして色を合わせた貝を漆の塗面にひとつひとつ竹串で置いていく
気がと〜くなる地味〜な作業

でも
ちゃんとやるとなんか迫力あるんですよね・・・かなり自己満足

螺鈿は 朱漆と黒漆で貼り分けてみましたv(^_^v)♪
乾いたら蒔絵もします
まだまだ完成までは遠い道のり

シルバー925の金具をつかった漆塗りアクセサリー

明けましておめでとうございます
本年も 漆アクセサリー『漆工芸・紅里工房』をよろしくお願いいたします(^ ^)

今年の紅里工房のテーマは『漆アクセサリーから漆ジュエリーへ』です
今まで制作してきた漆アクセサリーをもうひとつ良いものに変えて行きたいと思ってます

というわけで 昨年からいろいろ探してみたり試してみたりして
こんな感じで↓作ってみました^_^

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イヤリングの金具は 無段階調節のクリップタイプ
耳にピッタリフィットして全然痛くなりません
また 柔らかい大きめシリコンパッドが吸着するので落としにくい構造になってます
かなりのスグレモノ

デザインもシンプルでとってもきれい

イヤリング金具ペンダント金具 ともにシルバー925を使用し
ちゃんと変色止めのロジウム加工してあります

シルバーでデザイン性の高い金具ってなかなかないので
作ってくれる製作所さんを見つけたときは本当に嬉しかった(^○^)

18金やプラチナで作っちゃうとものすごく高い漆アクセサリーになっちゃうし…

他にもキュービックジルコニアを使用した金具なんかもたくさん使ってて
けっこう華やかな漆ジュエリーになってると思います

新作の漆アクセサリー・漆ジュエリーは
1月7日から13日まで開催される 札幌丸井今井『加賀老舗展』にて お披露目します

お近くの方はぜひお越しください
お待ちしております

超音波カッターでリスを彫ってみました

先日買った超音波カッター&超音波彫刻刀で遊んでみました^_^

写真のりすは 縦1cm×横2.5cm×高さ2.5cm

細かい作業も簡単にできてかなり満足(*^◯^*)
ただ、がんばりすぎると安全装置がはたらいてしばらく使えなくなるのが難点…
とりあえず、二台あるので交互につかってしのいでいます

一台は二年前に購入した小刀専用のもの 今回あたらしく買ったのは彫刻刀もセットできるタイプ
丸刀・三角刀・平刀が付いてました

業務用ではないので無理はききませんが いままでデザインナイフだけで彫っていたのを思えばとってもラク
いろいろ作れそうな気がします

今作っているのはりすですが他にも フクロウやうさぎ、あひるなんかもあります
出来上がったらまた載せますね

札幌の催事には間に合わないけど 2月の伊勢丹か3月の三越あたりで出せるといいなぁ

アクセサリーとしてつかえるのだろうか・・・ペンダント…かな?

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今秋の新作漆塗りアクセサリーが揃いました


金具の取り付けもすべて終わらせて…値札もつけて
今秋の新作が出揃いました
ネットショップの方にも順番にアップしていきたいと思っているのですが
なかなかはかどりません…
漆アクセサリー制作の合間になんて考えが甘かったσ^_^;
でも、始めたからにはきちんとしないと
明日は広島の福屋さんへ出荷の日
早めに送り出してネットショップの方もがんばりたいなぁと思っています

今書いているホームページの方はいつでもどこでも更新できるのでとっても楽だし
楽しいですね

漆アクセサリーの仕上げ:金具を取り付ける

漆アクセサリー仕上げ

出来上がったパーツに金具を取り付ける工程

ようやくすべてのパーツがそろって金具の取り付けまできました

本当は金具の制作も自分でやりたいところですが

金工は専門ではないのでむずかしいです

でも、簡単な細工ぐらいはやります

上の写真は、

本体にピンバイスで穴を開けてペンダント用の金具(半分自作)を差し込むところ

ものが小さいので、0.7mmのピンバイスを使用

よくある貼り付け金具は見た目があんまり好きではないので

なるべく使わないようにしています
(貝を素材にしたものなどは穴あけ加工が難しいので、仕方なく貼り付け金具です…)

やっぱりアクセサリーは裏面も綺麗じゃないとね

今週末に広島の福屋八丁堀本店さんへ出荷します

いよいよ秋の催事シーズン突入…がんばります

赤い漆アクセサリーが出来てきました

赤色漆アクセサリー

朱漆アクセサリーパーツ

ひと足さきに朱漆一色で制作した漆アクセサリーの本体パーツが出来上がってきました。

朱漆や黒漆だけで表現している商品は、螺鈿や蒔絵を施したものよりも少しだけ作業工程が少ないので早くしあがります。
でも、赤い漆は黒漆にくらべて乾燥時間をながくとらなくてはいけなかったり、綺麗な赤色を出すために乾燥時の湿度を調節してあげなければならなかったりと手間のかかる色だったりもします。

今回の赤もちゃんときれいに発色してくれました
秋の催事シーズンに間に合って良かったです

後は、金具を取り付けて出来上がり